“築50年”平屋の住まいフルリノベーション完成内覧会を開催しました。
9/16・17、鯖江市にて完成内覧会を開催させていただきました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
2日間で、様々なご質問や貴重な感想を聞かせていただきましたので、一部をご紹介させていただきます。
・「木の外壁、お手入れは大変ですか?」
全面板張りの外壁は、「あまり見かけなくてとても新鮮!」「メンテナンスが大変じゃないのなら自宅の一部だけでも板張りにしてみたい」という感想もいただきました。杉材にウッドロングエコという木材保護剤を塗ってから施工していまして、今後は特にお手入れ不要です。他の塗料を使用した場合は定期的に塗り直しが必要な場合もあります。
↑ウッドロングエコを塗ってすぐの頃はこのような色だったのすが、3ヶ月ほど経ち今は上の写真の色になっています。今後グレーっぽい色に経年変化していきますので、屋根や雨どいの色などはその変化も想定し決定しました。
このお住まいは、室内も無垢材や自然素材をふんだんに使用していますので、住まい全体で長く変化を楽しんでいただけると思います。
・「ここまで変化の大きいリノベーションはあまり見たことがなかったです」
必要な柱・梁を残して解体してから、新たに補強、断熱の施工を行いましたので、完成したお住まいを見ると既存の梁などは一部表(あらわし)にして見せていますが、ほぼ新築のような印象に生まれ変わりました。見た目だけでなく快適性も大きく向上させています。
↑施工前
↑解体中
↑断熱材の施工。気密性・断熱性を向上させてています。夏も冬もエアコン1台ずつで快適に過ごしていただけます。
・「キッチンは造作ですか?」
この空間にぴったりの2列型のキッチンは、ウッドワンの既製品です。様々なメーカーのショウルームに行き、その中から、シンプルな作りや、無垢の扉が品揃えにあったこと、ミーレの食洗機やガゲナウのIHも標準品で選べるという点などからお施主さまが選ばれました。隣の吊り戸やカウンターはキッチンと同じパイン材で現場造作しました。
・「老後も夫婦で安心して暮らせる平屋を考えているのですが、この住まいはとても丁度良く感じますね。」
広さに関しては、24坪あり二人暮らしに丁度良いというお声が多かったです。平屋だと収納少なくなってしまうこともありますが、このお住まいでは、リビングの上に小屋裏収納を設けることで、普段使いではないもの、あまり使わないものの収納場所を確保しています。また、間仕切りや、廊下をなるべく作らずゆったり感じられるように設計しています。
駐車スペースからスロープで玄関に上がれたり、玄関が引き戸であったり、というところも「将来も暮らしやすそう」とのお声が多かったです。この2日間で、介護関連のお仕事をされていらっしゃる方や、身近に介護が必要な方がいらっしゃる方ともお話をさせていただきまして「介護が必要になったときのことも考えながら間取りを決めたい」また、「10年後は今と同じようにデイサービスなどを利用できる環境かは分からないので、できるだけ長く自分のことは自分でできるような住まいの工夫が大事」というお話もお聞きしました。こちらも大変勉強になりました。幅広い年代の方が暮らしやすい平屋の住まいや、平屋のように暮らせる住まいは今後も増えていきそうですね。
↑小屋裏収納
↑小屋裏収納の下は一部畳敷のリビングです
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
今後も内覧会を予定しておりますので、ご興味をお持ちいただけましたらお気軽にご連絡ください。
この2日間大切なお住まいをお貸しくださったK様、誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。