30代のご夫婦のお住まいです。お知り合いの方からのご紹介がきっかけで住まいづくりのお手伝いをさせていただきました。

最初にお聞きしたのは『暖かい住まいにしたい』『地震に強く、丈夫な住まいにしたい』『帰宅後すぐに着替えができる動線にしたい』『和の雰囲気が好きなので、和を取り入れた住まいにしたい。リビングにくつろげる畳コーナーを作りたい』というご要望でした。

  暖かい住まいにしたいというご要望から、高断熱高気密の性能で設計しています。エアコンは夏用・冬用の2台設置し、それぞれ1台ずつの運転で年中快適に過ごしていただけます。また、長期優良住宅の認定を受けた耐震等級３(警察署や消防署などの防災拠点と同等性能)の地震に強い住まいです。

↑畳コーナーや造作の建具に『和』の要素を取り入れたゆったりとくつろげるLDK。

↑畳コーナーを囲む形で階段を配置。２Fの居室に続く廊下を格子床にしました。格子床にしたことで１・２Fの暖気・冷気が循環しやすくなり冷暖房の効率が上がります。また格子床を通して高窓の光を１Fに届けることができます。

↑隣家が近い住宅地のため、高窓からの光を畳コーナーやLDKに取り入れられるように設計しています。

 

「帰宅後すぐに脱衣室で服を脱いで着替えられるようにしたい」というご要望から、玄関からリビングに入ってすぐに脱衣室→洗面→ファミリークロークへとつながる間取りにしています。ファミリークロークからランドリールーム→リビングへとつながる回遊できる動線となっています。

↑リビングからつながる脱衣室。洗面室に続きます。

↓洗面室の隣にはトイレを配置。収納スペースも設けました。

↑ファミリークロークからランドリールームに続きます。洗濯物の片付けも楽にしていただける配置となっています。２つの部屋の間には場所をとらずに使いやすい鏡付きの引き戸を造作しました。

 

↑外壁はメンテナンスのしやすいガルバリウム鋼板のブラック色を使用しています。内部に使用している無垢の桧・杉を外部にもアクセントとして取り入れています。