築40年の蔵の１Fを住まいに、２Fはアトリエにフルリノベーションさせていただきました。木や自然素材を使った住まいを建てる会社を探されていたところ、弊社のＨＰを見つけてくださり、お声掛けいただきました。

↑施工前【１F】

↑施工前【２F】

↑解体後の様子です。２Fから１Fを見たところです。

施工前に必要な柱・梁なのか、除いてもよいのかを確認していますが、解体をしながら再度、柱・梁の強度などを確認していきます。必要があれば間取りの変更なども検討していきます。

↑大工工事の様子。

↑蔵から住居になりますので、快適に過ごしていただけるように断熱材の施工も行いました。

↓施工後です。

↑１Fは居住スペースです。玄関から室内を見たところです。正面が階段になりますが、強度があり位置も変えなくてよい間取りとなりましたので以前のまま利用しています。

↑部屋の間仕切りは最小限にし、ワンルームのように過ごせる間取りとしています。床材は、無垢のカバザクラ、壁紙には越前和紙のクロス「玉紙」を使用しています。

↑２Fはご夫婦のアトリエスペースです。必要な柱・梁を残して不要な壁はなくし、ゆったりと作業ができるように、広く明るい空間に作り変えました。これまで天井が張られていて見えなかった梁も表(あらわし)で見せています。桧材の手洗いカウンター、棚も造作で仕上げました。

↑強度上残した柱を利用し設けた壁にはホーローパネルを張りました。マグネットで資料など貼ったり、市販の棚を付けてお使いいただくこともできます。